バンガード・S&P500 ETF(VOO)を購入しました。
特定口座で1株のみ。
1ヶ月前、VOOとVYMを悩んだ挙句、VYMの買い付けを始めましたが、
結局VOOも買っちゃいました(笑)
買い付けた経緯をご報告しようと思います。
VOOは本当に多くの投資家さんがブログやYouTubeで詳細に紹介されている超人気のETFです。
米国株式の中でもS&P500という時価総額が大きい大型株500銘柄で構成された指標に連動するETFです。
米国企業を代表する500銘柄で構成されているので長期投資ではかなり安定的な成長が見込めると言えます。
・セクター構成比率
2020/07/31 現在
引用元:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/investment-products/funds/detailview/etf/0968/equity/portfolio/us
コロナの影響を受けにくい情報通信の比率が27.5%と大きいです。
不動産がかなり少ない印象です。
金融も1ケタ台です。
金融が18%だったVYMとの違いがあります。
・組み入れ銘柄トップ5
2020/07/31 現在
上記画像もバンガード社のサイトを引用。
一番下のアルファベットという会社はGoogleなので
上位5社は世界を席巻するIT企業5社のGAFAMとなっています。
この5社だけで全体構成比20%を占めています。
・コロナショック後のリバウンド
情報技術の比率が多いおかげか
春頃のコロナショックでも一時的に暴落しましたが、すぐにリバウンド。
現在はコロナ前の株価に戻っています。
不動産・金融が多かったためか
私の保有株で一番保有比率が高いSPYDは、今でもコロナ前と比べて10%くらい株価は下がったままなのでVOOの優秀さが際立っています。
・利回りと分配金と経費率
利回りは現在1.7%ほど。
分配金の入金は四半期で1・4・7・10月です。
経費率は驚異の0.03% 全ETFで一番安いとされています。
また、楽天証券ではVOOの買付手数料が無料となっています。
現在、保有株の平均利回りは税引き後で6%程です。
これは貸株金利という非常に金利が高いインカムゲイン収入も利回りに含めています。
また高利回りのREAT・BDC・MLP銘柄も多く保有しています。
上記の銘柄は利回り10%前後なので
保有株トータルで税引き後6%という異常な高利回りを実現しています。
ただ、上記の銘柄は株価自体の下落率も高いです。
そのため先月から、利回りはそこそこだけど株価下落リスクが低いVYMの買付を始めたわけですが、
もっと資産減少対策に特化した銘柄を保有すべきでは?
という気持ちが強くなりました。
今月に入って、トータル資産額が300万円を超えました。
年明けに300万間近だったのですが、コロナショックで一時200万まで下落。
保有株価のリバウンドと月々の給料からの資金投入と配当金の再投資を続けて半年。
ようやく300万円台に戻ってきました。
もう300万を下回りたくないです。
基本的に配当生活を目指しているので、毎月の配当金を増やす高配当株の買付をするのがメインです。
しかしコロナショックを経て
利回りの高い銘柄は株価の下落率が高く、リバウンドも遅い
という当たり前の現象を改めて体感しました。
現在も保有銘柄のトータルの評価損益はマイナス9%程です。
極端な例ですが、保有銘柄がVYMとVOOのみだったら評価損益はプラスだったわけです。
投資のモチベーション維持のため毎月の配当金は重要ですが、
私は子どもが大きくなるまで資産を安定して増やす必要があるので総資産の増加も必須命題です。
そのためもっとディフェンシブな銘柄を保有すべきと考えるようになりました。
VYMでも充分ですが、よりディフェンシブなETFということでVOOを選びました。
なんせ分配金自体の利回りは1.7%です。
高配当ではないです。
ただ、コロナショックの一時的な暴落からの株価の戻りの早さは驚異的でした。
そして上記画像の通り、10年で株価が3倍という実績。
キャピタルゲインがハンパないです。
年利回りが1.7%でも株価が年間で5%上昇したらトータルリターンは6.7%になります。
事実、先月(7月)VOOは株価285→299ドルと1ヶ月だけで5%上昇しています。
上昇率は今後のアメリカ経済次第だと思いますが
今までの推移を見ると年間で5%くらいの上昇は今後もあり得ると思ってしまいます。
ただ、私の毎月の投資資金は現在5~7万円のため
1株300ドル超えのVOOは高額です。
(その理由で先月は80ドルで購入できるVYMの買付を優先したわけで)
買付しても月に1株です。
VOOといえどダウが暴落したら一時的でも必ず下落するはずなので、まとめ買いせず定期的に買い付け続けることが重要だと思います。
これまで以上に投資額のバランスを考える必要が出てきました。
高配当株ではなく株価が高額なVOOの買付は悩みました。
ただ、配当生活を一生続けていくための最善な方法の1つとして決断しました。
というか、やっとまともな投資判断をしたのかもしれません(笑)
高配当株投資メインの方でもVOOが気になる方はいると思います。
私としても初めての試みなのでVOOの保有しての感想は定期的に報告していきます!
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