先週末ですが、月末の給料からSPDRポートフォリオ S&P500高配当株式(SPYD)を購入しました。
2回に分けて購入していますが計13株。底値だと思ったので成行で購入。
先週の地獄のような下落ラッシュで、保有株のほぼ全てがマイナス評価になりました。
特に個別株は5%以上も下落したため、それらの買い増しに充てようか悩みました。
しかし元々、今回のような下落を見越して、個別株は少額分散して保有しています。
元本が下がっても大幅に減配するまでは基本的に保有を続けるスタンスのため、買い増す必要はないと判断しました。
そこで以前から気になっていたSPYDの購入です。
正式にはSPDRポートフォリオ S&P500高配当株式ETF(SPYD)と言いますが
米国株のETFでは1番の人気?と言ってもいい銘柄です。
色んな米国株投資ブロガーさんがおすすめしています。
「米国株なら、まずはSPYD!」「SPYDが基本!」みたい感じで。
人気のためか、ナカシが米国株を始めた昨年10月の時点でずっと株価は上がり調子で一向に下がる気配がなかったのですが
先週のダウ大幅連続下落で、さすがのSPYDも久しぶりに大幅下落。元々手頃に買える価格の40ドル付近から一気に34ドルまで下がりました。
利回りが5%台になったので、これは願ってもないチャンスとばかり、ナカシの資金としては多めの13株を一気に購入。
人気過ぎて今さらナカシが紹介するのもおこがましいですが、
S&P500という米国の優良企業500社の中で、配当が高い80社に投資しているファンド(ETF)です。
以前、日本株ETFで紹介した日経高配当50(1489)に似てますね。というか日経高配当50(1489)がSPYDに似せてる感じですね。
ETFなら他の銘柄でも安定してるんじゃ?って話ですが
SPYDは上記で説明した80社をほぼ均等に投資しています。
100÷80で1.25%って感じです。
数十数百の銘柄を組み合わせたのがETFですが組み合わせの割合が偏っている銘柄は多いです。
なのでほぼ均等というのは安定する可能性が高いと言っていい銘柄です。
以前、同じような米国ETFでPFFという保有中の銘柄をご紹介しましたが、
PFFはSPYDより利回りは高いですが、投資先の業種の半分ほどが金融系のため金融ショックに弱いです。
SPYDは
不動産 21.28%
一般消費財・サービス 14.22%
公共事業 12.82%
エネルギー 10.88%
金融 10.05%
情報技術 10.04%
生活必需品 8.38%
コミュニケーション・サービス4.6%
素材 3.3%
資本財・サービス 2.45%
※引用元はこちら
一番多い不動産系でも20%ほど。
あとは、一般消費財、公共事業、エネルギー、金融系が10%台前半とかなり分散が効いています。(2019年6月の情報です。半年毎に組み合わせが見直されます)
長期で保有するなら信託報酬も気になるとこですが
信託報酬が0.07となっています。ここまで報酬額が少ないと気にならないレベルですね!
ない、ですかね。
上記で説明した通りETFの中でも安定した組み合わせです。
高配当じゃないETFならもっと安定感のある銘柄はあると思いますが、利回り4%以上で安心できる銘柄となるとSPYDより上を探す方が難しいんじゃないでしょうか。
ナカシ主観のネックとしては配当の入金月が3・6・9・12月という点です。
米国株の4半期配当銘柄は3・6・9・12月入金が多いためです。
すでに同入金月の銘柄を多く保有していたら単純に配当金としての恩恵が薄れます。
なのでナカシは先に毎月配当の債券ETFに手を出した経緯があります。
SPYD自体は素晴らしいんですけどね。
SPYDが毎月配当になったら最高なんですが。
まとめ
チャートを見る限り、先週のダウの暴落によりSPYDはかなりお買い得な価格まで下がってきました。
SPYDは今まで紹介した銘柄の中で1番安定していると言えます。
ようやくSPYDを保有したことにより、ナカシは安定した配当生活に近づいた気になりました(笑)
これから配当生活を始める方には打ってつけと呼べる銘柄です。
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