バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)を購入しました。
特定口座で1株のみ買い付け。
利回りは3.6%
入金は四半期で3・6・9・12月下旬です。
経費率は0.06%と非常にリーズナブルです。
米国株ETFです。
ナカシが総資産の11%ほど保有しているSPYDより歴史があり大人気の優良ETFです。
しかし利回り自体はあまり高くありません。
普段、利回りが5%を超える高配当株ばかり買い付けて紹介しているナカシがVYMの買い付けに至った経緯をお伝えします。
VYMは配当利回りが市場平均を上回る銘柄を組み入れています。
セクター別構成比率は下記の通り。
金融 18.9%
一般消費財・サービス 14.22%
ヘルスケア 15.1%
テクノロジー 10.8%
資本財 9.9%
公益 8.8%
消費サービス 8.0%
石油・ガス 6.8%
電気通信 4.7%
素材 3.6%
2020/06/30現在
引用元:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/investment-products/funds/detailview/etf/0923/equity/portfolio/us
SPYDでは15%を占めている不動産が入っていません。
コロナ前とコロナ後あたりのSPYDとVYMの値動きです。
SPYDはコロナ前ピーク時と比べて30%マイナス。
VYMは15%ほど。
コロナショックでREIT(不動産)系は大きく下落したままなので、その辺りがVYMの株価の戻りが早い理由かもしれません。
しかし高配当と言いながらも、利回り2%台の銘柄も多く組み入れているのでVYMの利回りは3%台で推移しています。
ただ、銘柄数は400以上とかなり多いです。
SPYDは組み入れ銘柄数が70ほどなので安定感の差もありそうです。
また、2015年からサービスがスタートしたSPYDと比べて
VYMは2006年サービス開始と、ETFとしては歴史があり、総資産額も高配当株式ETFのなかでは最も多くなっています。
現在、保有中の銘柄は全て利回り5%以上です。
VYMは利回りは3.5%ほどです。
配当生活をするには物足りない利回りです。
しかし株価の動きです。
前述のとおりVYMはコロナショック後から株価の戻りが早かったことが気になりました。
そのため分配金も減配がなかったVYMに対してSPYDは7%程度ですが減配しました。
(株価の30%下落に対して7%減配は十分優秀ですが)
この株価の戻らなさ具合が最近SPYDの評価を下げているようです。
逆に今からの買い付けはインカムゲインと株価上昇のキャピタルゲインを狙えるチャンスとも言えるのでSPYD自体は今後も買い増す予定です。
それと平行して今後は株価の下落リスクが少ない、もしくは上昇を狙える銘柄も取り込んでいこうと思いました。
そこで手を出しのがVYMです。
ここ10年の株価の推移をみると上昇率が素晴らしいです。
米国経済の成長は凄いですね。
VYMは分配金のインカムゲインはオマケで株価上昇を狙うキャッピタルゲインで購入する銘柄と言えます。
今後も上手く値上がりする保証はありませんが、取り込む価値はあると思います。
キャピタルゲインだけならSPYDとVYMとよく比較されるVOOがより優秀と思われます。
利回りが1%台ですが現在の株価はコロナ前に戻っているという優秀っぷりです。
この3銘柄を比較検討するブログや動画をよく見かけます。
しかしさすがに利回りが少なすぎることに抵抗があったのと、1株が300ドルと高額なので利回りと株価的にSPYDとVOOの中間くらいの位置付けのVYMを選びました。
ただ、VYMも80ドルと米国株としては安くはないので買い付けるとしても投資信託のような感じで、毎月1株ずつくらい一定のペースで買い増していこうと思います。
高配当ばかり追っていた自分としては新しい試みです。
年単位で保有しないと効果が実感できないかもしれません。
VYMを保有しての実感は今後定期的にお伝えしていきます。
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