前回VYMを買い付けた記事を投稿しました。
VYMは配当利回りと同じくらい株価の上昇も期待しています。
よく投資で使われるトータルリターンという言葉は
株価の値上がり益によるキャピタルゲインと配当収入などインカムゲインの合計による収益率
のことだと思います。
しかし配当生活をメインにしていたので、最近はそこまで株価の変動を考慮していませんでした。
妻の口座で投資信託をしています。
それと比較してトータルリターンで高配当投資を改めて検討してみました。
ポートフォリオは毎月公開しています。
なので、ざっくり内訳しますと
日本株と米国株を合わせて70%くらいが高配当のETFです。
値上がり益が少ないぶん利回りが高い債券ETFが多いです。
10%くらいが米国の高配当個別株です。
また、貸株金利という大手ネット証券会社独自サービスのインカムゲインがある日本株が20%くらいです。
2020年上半期のインカムゲインの合計額を年間で平均すると税引き後で5%もありました。
保有株の3割近くが非課税のNISA口座ですが、それを入れても税引き前の利回りが6.5%くらいになるので、いかに利回り重視で銘柄を買い付けているのかわかる数字です。
超利回り重視のポートフォリオですが、現在の保有している株価の評価額は約マイナス10%です。
コロナ前から保有株の半分はETFだったので予想より下落率は少なかったです。
ピーク時はマイナス35%くらい下落していましたが、
無配になった個別株を損切りし、その資金で他の保有中の銘柄を買い増したのでマイナス10%まで戻りました。
コロナショックが10年に1度の暴落相場と考えたら思ったより耐えている印象です。
今後も買い増して何年も保有を続けば十分に元が取れる計算ですが、、
妻は私より堅実なので、保有資産のほとんとが優待目当ての日本の大型株や投資信託です。
投資信託は成長率の高い人気の米国のインデックスファンドなども保有しています。
毎月自動買い付けしているようです。
妻の投資信託もコロナショックのピーク時は平均して20%くらいマイナスでしたが現在はトータルでプラス5%となっています。
単純にプラスマイナスだけで比較すると
妻がプラス5%で私はマイナス10%なので15%の開きがあります。
投資信託の値上がりがゼロでも私の配当の年間利回りが5%なので、差を埋めるのに3年かかります。
しかしコロナショックからプラスに転じた成長性のある投資信託なので今後も価格は緩やかに上昇していくと思われます。
仮に投資信託が年間で3%上昇、私の高配当株たちが株価が現状維持で利回り5%が続くとしたら、
1年で2%ずつ差が縮まるので追い抜くには8年かかります。
投資信託が4%上昇なら16年かかります。
5%上昇なら、差が埋まりません。
しかも配当金の確認やポートフォリオの組み替えをしていく必要がある高配当投資と、自動購入で半分ほったらかしでもいけそうな投資信託は労力の差もあります。
全資産、投資信託でいいんじゃないか?
と考えるときはあります。(今さらですが)
ではそもそも
改めて考えてみると、、
・副業として給料以外の収入が欲しい
・老後のため年金以外の収入が欲しい
ざっくり絞ると上記2点です。
で、現実の私の状況は
・アラフォーサラリーマン。まだまだ子どもは小さい。
・年収400万円弱
・資産300万円弱
・月々のインカムゲイン収入は15000円ほど。
上記の15000円で副業としての収入は実現できていますが
老後については20年は先の話です。
本当に理想を言えば配当金だけで生活したいですが。
実現に月15万円は必要だと考えると資産は10倍の3000万円が必要です。
まあ、上手くいっても20年近くかかります(汗)
実際問題、子どもの年齢を考えると20年近く働く必要があります。
つまり、とても長い目で私は投資を続けていく必要があります。
投資信託は積み立て貯金のようなイメージです。
商品の性質上、着実に資産を増やすことができる確率は高いと思います。
ローリスク・ローリターンな投資でも資金が多くて時間を使えば十分なリターンを得ることができます。
投資信託を推奨しているブログやYouTubeを見てると、本業の稼ぎが良かったり、資産が1000万以上ある方が多い気がします。
高配当投資の魅力は
配当金という目に見える収入があるのでモチベーションが維持しやすい、というのがあります。
これは投資を続けていて重要だと感じました。
高配当投資と投資信託、どちらが良いとは言い切れないです。
投資に関してはタイミングが大事だと思うので、底値で買えればどんな銘柄でもリターンを得ることができます。これは株も投資信託も同じです。
銘柄の選定が上手くいけば妻の投資信託を超えるパフォーマンスになることも可能です。
というか、そもそも比べる必要がないのかもしれません。
私は資産を増やしたいことと同じくらい副収入的に株を続けたい気持ちがあります。
また、自分で銘柄を選定し続けることが貴重な経験になると思うので株式投資が性に合っています。
ただ、株価下落リスクが高すぎる銘柄を買っても意味がないので、今まで以上にキャピタルゲインも意識した両取りで高配当投資していこうと思います。
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