私は配当金額を毎月バランス良く欲しいので、毎月分配の銘柄が大好きです。
保有しているのは株式・ETFです。
私はあまり詳しくないですが、元本を削って毎月分配しているという悪名高い投資信託ではありません。
今回は保有している毎月分配銘柄の利回りと損益状況、
また、保有しての感想とメリット・デメリットを述べてみたいと思います。
以下の保有比率は総資産に対しての%です。
利回りは利用している楽天証券に表記されてる数値になります。
債券系ETF
iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF(PFF)
保有比率 7.5%
利回り 5.4%
評価損益 マイナス8%
iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF(EMB)
保有比率 2%
利回り 4.4%
評価損益 マイナス1%
ヴァンエック・ベクトル・JPモルガン新興国債券ETF(EMLC)
保有比率 3.4%
利回り 6.4%
評価損益 マイナス1%
ヴァンエック・ベクトル新興国ハイ・イールド債ETF(HYEM)
保有比率 2.5%
利回り 6.5%
評価損益 プラス1%
ウィズダムツリー 米国ハイイールド社債ファンド(HYZD)
保有比率 3.3%
利回り 5.6%
評価損益 プラス1%
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)
保有比率 2.8%
利回り 5.4%
評価損益 マイナス5%
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイイールド債券ETF(SJNK)
保有比率 4.7%
利回り 6%
評価損益 マイナス5%
アンプリファイ・ハイ・インカム・ETF(YYY)
保有比率 7%
利回り 10%
評価損益 マイナス10%
BDC銘柄
プロスペクト・キャピタル (PSEC)
保有比率 5.8%
利回り 14%
評価損益 マイナス16%
REAT系ETF
グローバルX スーパーディビィデンド-世界リート ETF(SRET)
保有比率 2.8%
利回り 8.6%
評価損益 プラス2%
保有比率の合計 41.8%
保有銘柄の4割強が毎月分配ということになります。
平均利回り 7.76% (税引き前)
各銘柄の保有比率を平均した数値です。
ハイイールド債券とBDC銘柄のコンボのためかなりの高配当となっています。
PFFは債券ETFではありませんが性質や値動きが似ているので債券系に分類しました。
掲載した銘柄は全て当ブログで紹介しているので詳細はそちらを見ていただけるとありがたいです。
債券ETFが非常に多いです。
しかもほぼハイイールド債券なのであまり良い投資とは言えません。
しかし現在の私の配当生活の核となっています。
債券ETFが凄い好きなわけではありません。
高利回りで毎月分配の銘柄が債券ETF以外ほとんどないので自然とこうなりました。
結果的ですが、債券系は良いも悪いも値動きが少ないので分配金重視で長期保有するには向いていると思いました。
ハイイールド債ですが、大幅減配や無配リスクがある個別株と比べたら分配金は安定しています。
コロナショックの株価下落による減配率は平均で1〜2割程度でした。
なので債券ETFは全く損切りしていません。
PSECは金融系のためコロナショックでの下落率が高かったです。
買い増して取得単価を下げてもリバウンドが少なかったので評価損が高いままです。
SRETはコロナショック直後に買い始めたので評価益があります。
銘柄の性質上、利回りが高めです。
株価が上がらないので分配金が毎月わずかに減っているので
そろそろ買い控えます。
・不労所得を実感しやすい!
買えば、あとは放っていても毎月分配金が入ります。
家賃収入っぽいですね。
・再投資が早い!
毎月分配金が出るので、その分配金を使ってすぐ再投資が出来ます。
複利効果が得やすいわけです。
・減配増配に対して備えやすい!
毎月配当で、分配金額の増減が毎月見直されるので(銘柄によっては毎月分配だけど見直しは3ヶ月毎というのあります)
保有継続するか、売買するかの判断がしやすいです。
昔、年2回配当の日本株を保有していたとき、入金月1ヶ月前に無配になったことがあります。
これは無配になったことと他の銘柄に買い替える時間を数ヶ月失ったという2つの損失があり
精神的に堪えました。
毎月分配だとそのような心配がありません。
・キャピタルゲインが望めない。
毎月分配銘柄というか、債券・高配当銘柄の性質上、株価の値上がりにくいです。
事実、保有銘柄のほとんどがマイナス評価です。
コロナショック前から保有しているので当然ではありますが、コロナ前の価格に戻っているVOOやVYMな優良なETFと比べると株価のリバウンドが少なかったです。
そのためVOOのような株価の年間値上がり益が6%を超えるような実績がある銘柄と比べたらトータルリターン的に負けていることになります。
基本的にコロナショックから暴落して、ある程度リバウンドした状態のETFばかりです。
株価の上昇より分配金が毎月欲しいという考えの方は
債券ETFは少額ならどれもアリかと思います。
ただ、株価が100ドル超えで買い増しづらいEMBと利回りが比較的低いHYGは微妙かなと。
PSECはエネルギー関連、SRETは不動産なので高利回りですが、セクター的にまだまだコロナの影響を受けているので様子見した方がいいかも知れません。
ただどちらも1株の単価が安いので気軽に試し買いしてアリかと思います。
改めて集計すると毎月分配銘柄の保有率が高いですね。
ハイイールド債券の多さが気になるところですが、私としてはそこまでリスクを感じないので
今後も現在と同程度の割合で毎月分配銘柄を買い付ける予定です。
長期投資のモチベーション維持に毎月配当は私にとって重要な存在です。
これからも毎月配当銘柄を追求していこうと思います。
コメント