早いもので、2020年12月から買付を始めましたのでiDeCoが2年経過しました。
今年は下落相場が続いているので微妙なパフォーマンスではありますが、これはこれでiDeCoを始めたばかりの方、これから iDeCoを始めようと検討中の方には参考になると思ったのでご報告します。
DeCoをざっくりまとめるとこんな感じです。
・買える商品は証券会社がチョイスした投資信託。
・掛金は月5000円から。掛金は年単位で変更可能。
・掛金は全額所得控除。運用収益が非課税。
・60歳まで売却不可。
掛金の上限は自営業or会社員or共済組合などでかなり違ってきます。
私は企業年金がない会社員のため上限が23000円です。
詳しく知りたい方は私が利用している楽天iDeCoホームページをご覧ください。
60歳まで売却不可ですが、利益は非課税で掛金の15%が所得控除されるのが魅力的です。
私はこの15%の控除を利回り15%の高配当投資として捉えています。
2021年の年末調整で初めて恩恵を受けました。
生命保険料控除と比べたらかなりの額が戻ってきたので美味しいと思いました。
運用益と合わせたらかなりのリターンになります。
・自身の老後資金
現在42歳の私の年齢ではまだ18年引き出せません。
年金の名の通りiDeCoに関しては老後資金という理由に尽きますね。
我が家は夫婦それぞれ楽天証券の口座を保有していますので
夫婦は自分の口座でそれぞれ投資をしています。
そして子ども2人分ジュニアNISA口座も利用しています。
つまり、我が家は家族全員が証券口座を保有しています。
各口座の現在の投資額(2022年11月末現在)をざっくり公開しますと
私(42歳) 668万
妻(30台半ば) 976万
長女(6歳) 334万
次女(2歳) 249万
こんな感じです。
妻は私より収入が多く、インデックス投資を早く始めたので私より投資額が多いです。
ジュニアNISAも満額積み立てているので子ども達も年齢の割に投資額が多い方だと思います。
家族全体では悪くない資産状況だと思います。
ただ
年齢的に私の資産形成が一番余裕ありません(苦笑)
私はiDeCoで老後資金をしっかり貯めておく必要があるということです(切実)
特定口座とNISA口座ではインデックス投資銘柄が8割、高配当銘柄が2割といったところです。
iDeCoは20年に及ぶ長期投資ということで
・トータルリターンの実績
・経費率
特定口座で運用している類似商品が好調ということで
楽天全米株式インデックスファンドを買い付けています。(楽天証券のため)
開始当初は楽天全世界も並行して買い付けていましたが特定口座とNISA口座合わせて10銘柄以上運用しています。
銘柄数を少なくしたかったので思い切って1つのファンドのみにしました。
株式が下がった時のバランスとして一般的に上下動が少なく安定した債権の組入を勧められていますが
安定重視ならそもそも現金を保有しておけば良いと思うので(為替リスクとか考えなければ)
債券は組み入れていません。
パンフレットに載っているような一般的なiDeCoの運用バランスなら外国株式一択はかなりリスキーと表現されそうですが
私は個別株投資→高配当投資→インデックス投資の順番で経験しているので、インデックスファンドオンリーは自分としてはむしろ安定重視です。
2年間でプラス8.3%は物足りないパフォーマンスですが
上記の2年間のチャートの通り、今年に入って楽天全米の基準価格がほとんど上がっていません。
この1年は我慢の年でした。
なのでグラフも今年に入って前月比マイナスの月が発生しています。
ですが
私の掛金と年収だと1年間で41,400円の控除があります。
2年で82,800円ですね。
この控除額もリターンに含めると8.3%だったリターンが約24%に増加します!
この控除額は年末調整の還付金と住民税の減額による給料の手取りの増加、イコール投資額の増加となるのでリターンに含めても良いかと思っています。
運用成績が思わしくない状況が続いていますが、 iDeCoに関してはあまり懸念していません。
なにせまだ最低18年も運用期間があります。
還暦まで運用する必要があるので嫌でも気長にさせられます。
でもインデックス投資は長期投資が基本なのでiDeCoの活用は理に叶っていると思います。
投資額増加につながる所得控除の恩恵は大きいです。
資産運用は「老後の蓄え」が目的の割合が大きいと思います。
ならば還暦まで資金拘束される存在(iDeCo)が投資総額の2割くらいあっても良いのかなと思います。
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