バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)より2020年9月分の分配金が発表されました。
今までの自分の投資スタイルとは違う方針で買い付けた銘柄のため分配金と株価の推移が気になっていました。
VYMの分配金は3・6・9・12月入金の四半期配当となります。
以下が、この1年の分配金の推移です。
2019年9月 1株 0.7864ドル
2019年12月 1株 0.7791ドル
2020年3月 1株 0.5514ドル
2020年6月 1株 0.8368ドル
今回
2020年9月 1株 0.7053ドル
前回2020年6月と比べると15%減配していますが、6月はコロナ前のピークだった株価に比例していたのだと思います。
1年前の2019年9月と比較すると約10%の減配です。
この1年で見るとまだまだ高水準です。
ここ数年で見ても上記の通り分配金が増配し続けているVYMです。(数字の表記が被って見づらくてスイマセン!)
2020年は12月分が加算されていませんが2019年と同水準かと思われます。
利回りまだ3.5%前後なので高水準です。
買付を始めてまだ1ヶ月です。
現在10株保有。
ただ今月に入ってダウの下落の影響で
現在の評価損益はマイナス5%ほどです。
ここ数年株価はずっと上昇。
コロナショック後もリバウンドが早かったのでチャート的にそろそろ調整が入ってもおかしくない状況ではありました。
減配しましたが、前回30%、前年度比較41%も減配したSPYDと比べるとかなり軽症といえます。
私は利回り6%を超えるようなリスクの高い高配当銘柄の保有が多いですが
高配当投資を長く続けていくためあえて高配当ではないETFの保有を始めました。
株価下落=資産減少を防止する目的です。
今月に入って保有銘柄のほとんどの株価がかなり下落していますが
株価5%マイナス、分配金15%マイナスで踏み止まったVYMは、悪くない動きだった思います。
まだほんの1ヶ月の保有です。
数年、何十年と保有しないと効果がわからない銘柄のため気長に買い増していこうと思います。
VYM買付後、同じ目的でVOOとQQQも買付ました。
しかしVOOとQQQはほとんど分配金がありません。
利回り3.5%のVYMくらいまでが高配当ETFと言えるので、これからもがんばってほしいところです。
もし、これから株を始める人がいて
1つだけ銘柄を勧めることができるとしたらVYMかもしれません。
実績的に分配金のインカムゲインと株価上昇のキャピタルゲインの両方を得る可能性が現実的に高いからです。
あくまで長期保有前提ですが。
さらにいえば米国経済次第でもあります。
ただ、日本は当然として他の先進国、発展途上国と比較しても今後も経済的に発展を続けると思われます。
今後も減配するかもですが、そもそも個別株や高利回りETFと比べたら株価の減少率は低いです。
組み入れ銘柄の業績が戻れば増配の可能性もあります。
保有数が少ないので今後も定期的に買い増す予定です。
注目されている銘柄なので
今後も保有を続けて状況を報告していこうと思います。
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