日経が下がれば利益が出るETF 逆連動銘柄を保有してみた感想

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日本株

最近まで保有していた銘柄のお話をします。

以前、日経高配当株50(1489)というETFをご紹介しました。

この銘柄は日経が下がれば下落する性質がありますが、

そもそも日経が下げれば、ほとんどの銘柄が下落します。


その対応策として株価の上下動が少なく配当金でフォローできるETFの購入を増やしているわけですが

セーフティなインカムゲイン投資を進めていくに辺り

日経平均が下がれば株価が上がる銘柄を保有すればいいんだという考えが浮かびました。
(空売りという方法はありますが信用取引はインカムゲイン投資的にリスクがあると判断して手を出していません)

日経平均と逆連動する銘柄

以下の銘柄を購入していました。

・日経平均ダブルインバースインデックス連動型上場投信(1357)
TOPIXベア2倍上場投信 (1356) 
両銘柄ともETFですが

ダブル2倍という言葉通り日経平均株価の騰落率のマイナス2倍として計算された指数で株価が連動するようになっています。
マイナス1倍の銘柄もありますので騰落率が激しい版を選びました。

その分、両銘柄とも最低単元のみの少額で購入。
両銘柄の現在の株価は

両銘柄ともブログ作成時である2020年2月17日現在の情報です。

当然なんですが、似た動きをしています。というかほぼ同じですね。


っていうか、上場以来めっちゃ下がりっぱなしです!

このロングチャートで見ると一向に上がっていません。5分の1まで下落中。

上場したタイミングがアベノミクス絶好調時で株価が上昇し続けていたことが原因と思われます。

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保有してみての感想

保有を始めたのが2019年の年末と2020年の始めです。そろそろ日経が下がり始める可能性が高いと思ったので。


で、いきなり結果を言いますと1月中に両銘柄とも売りました。

TOPIXベア2倍が微利益。日経ダブルインバースは8%以上マイナスです。購入価格が超少額ですが。

日経が下がれば株価は上がりましたが、日経が上がり続くと容赦なく下がり続けました。

2020年1月はあまり日経平均が下がらなかったので思ったより成果がなかったです。

日経の下げを期待して保有を続けても良かったのですが

冒頭でお話しした日経高配当株50と違って配当金がありません。

セーフティな一面があってもインカムゲインはないわけです。

また、信託報酬がTOPIXベア2倍が0.75%、ダブルインバースは0.8%と高めです。(銘柄を組み替えているETFと違って日経と連動させているだけなのにそんなに報酬が必要なのか?と思ってしまいます)

株価が上昇して売った時しか利益が得られないので、ひたすら日経平均が下がるのを待つだけです。

晴れの日でも毎日傘を持たされているみたいな気分でした。


まとめ

上記感想はあくまで配当生活が性に合っているナカシの感想です。

逆連動で配当金が出る銘柄があれば買いたいですね。(存在していたらすいません)

今年はオリンピック後のことがあるので日経平均が下がると予想する方が多いです。

そう考えると今回お話した日経逆連動銘柄は、今から買うのは面白いと思います。

日経が暴落中、ポートフォリオの銘柄がほとんど緑色のマイナスのときに逆連動銘柄のみ赤色のプラスになっているのは新鮮でした。

騰落理由が非常にわかりやすい銘柄なので、日経の暴落を見越したキャピタルゲイン目的で購入するならアリだと思います。

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