私の保有銘柄で現在保有数1位が
SPDRポートフォリオ S&P500高配当株式(SPYD)です。
総資産に対しての保有比率が10.5%になります。
まだ分配金は受け取ってませんが、2020年9月分の分配金の発表があり、かなりの減配となったので先にご報告します。
SPYDの分配金は3・6・9・12月入金の四半期配当となります。
1株あたりの分配金は
2020年3月 1株 0.3962ドル
2020年6月 1株 0.3657ドル
今回
2020年9月 1株 0.2635ドル
2020年3月から6月も約7%減配していましたが
コロナショックで大幅減配や無配になった銘柄が続出していた時期だったのであまり気にしていませんでした。
しかし今回は3ヶ月前と比べてさらに約30%の減配となりました。
ちなみに
1年前0.4477ドルだった2019年9月と比べると約41%の減配となります。
コロナショックによる組み入れ銘柄の業績不振が原因と思われますが、最近は株価もほとんど上昇していなかったので先行きが厳しそうです。
今回の減配で利回りは5.3%まで落ちました。
・自身のSPYDの状況
私は2020年の年明けから買付を始めています。
現在111株保有。
ただ、コロナショックの暴落で利回りが6%を超えてから本格的に買い増し始めたので
現在の評価損益はほぼプラマイゼロです。
上記の通りコロナショック以降に本格的に買い始めたので株価的にはそこまでダメージはありません。(今後、下落する可能性は高いですが)
もちろん減配は痛いですが、コロナで株価が暴落するまで利回りは5%台だったはずです。
今回の減配により5.3%になった利回りは適正な位置に戻ってきたのかな、という印象です。
無配や7割減の大幅減配の個別株と比べれば妥当な減配です。
S&P500の高配当銘柄の組み合わせという優秀さで去年まで株価と分配金が右肩上がりのETFでした。
去年以前の好調時から買い始めていた方はショックが大きいのかなと。
その評判から私も一時期は買い増し続けていましたが
今回の件で
優良実績があるETFといえど1つの銘柄を大量保有するのはやはりリスクが高いと思いました。
私が参考にしている投資ブロガー、YouTuberさんはSPYDを総資産の30%近く保有している方もいて精神的ダメージが大きそうでした。
コロナのような大きな地合の悪さの前にはどんな銘柄も株価下落と減配リスクがあると実感しました。
逆に
私が保有中の
超高利回りだけど下落リスクがあるBDC銘柄やグローバルXシリーズのETFでも
下落局面で安く買い付けることができれば株価の上昇と増配が見込めます。
買付のタイミングと分散保有が重要だと改めて実感しました。
現在SPYD以外にVYMやVOOなど優良な実績のあるETFを保有しています。
買い増しを続けますが
ETFといえど1銘柄の保有比率は10%以内と決めました。
ちなみに個別株は5%以内です。
今回は残念な減配でしたがSPYDの保有は継続します。
利回りが4%以上なら十分です。
VYMとVOOの保有と同様SPYDは配当目的だけではなく資産額安定のため保有しています。
今回の原因でSPYDの株価は下落するかもですがS&P500ではあるのでそこまで下がらないと思っています。
業績が戻れば増配の可能性もあるので、株価が下がれば保有比率のバランスの範囲で買い増しを行います。
注目されている銘柄なので
今後も保有を続けて状況を報告していこうと思います。
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